パチンコ新機能「ラッキートリガー」が大好評。ホール関係者が「好評なのに甘くできないワケ」を暴露
甘デジを甘く使うホールはほぼ皆無!?
少台数の機種は甘く使われにくいということだが、たしかに現状、ホールの主力機種となっている「エヴァ」や「リゼロ」、「大海物語5」などはすべてミドルスペック。甘デジを主力機種にして甘く使っているホールは少ない。 「甘デジの台を甘く使ってるお店ってほぼないですよね(笑)。やっぱり確率が高い分収束しやすいから、甘くすると上手い人に狙われます。もし、『エヴァ』くらい甘く使うとなると玉粗利(一発あたりの利益)で18銭くらいなんですが、甘デジの平均稼働が1日あたり2万発(打ち込み玉数)なので、2万発×0.18円で1日の粗利が3600円。すでに機械代を回収しているならまだしも、さっきの『バカボン』みたいに、導入から2日連続で赤字になって、それ以降、1日に3600円づつしか利益が取れなかったら、機械代を回収するのに何日かかるの?って話ですよね」
今後人気タイトルのLT機も登場するが…
予想以上の稼働はあったものの、やはりホールの主力機種なる可能性は低いLT機。4月には大ヒットシリーズの『大工の源さん』や『必殺仕置人』も控えているが、ホールとしてはそれよりも期待している機械があるそうだ。 「『大工の源さん』や『必殺仕置人』に関しては実機を見ましたが、けっこう良さそうでしたよ。『源さん』は焼き直しではなく、演出も新規で作っているし、『仕置人』も今回はステージがあるので、前作のスランプ(回りムラ)が酷くて不評だった点が改良されています。でも今のところ、どちらもあまり売れていないみたいですね。どこのホールさんも、パチンコに関しては4月の『牙狼』と7月発売の機械に期待しているので、そっちに予算を回すつもりかもしれません」
7月の機械でパチンコが大きく変わる!?
ホールが期待しているのは、昨年の4月に登場し、新たに「Cタイム機能」が搭載可能となったスマパチ。今回この機能に関して、これまでの規則から一部緩和される部分があり、それを反映した機械が7月に登場すると言われている。 「メーカーはLT機よりも7月発売のスマパチに力を入れているっぽいんですよね。営業マンに半分冗談で『今の機械、本気で作っていないよね?』って聞いたらニタニタって笑っていましたから(笑)。しかも、7月の機械のなかには新規の大型版権モノがあるなんて話も……。さらに、詳しくは分かりませんが、来年の夏にパチンコの仕様に関して大きな動きがあるとかないとか……あくまで噂レベルですけど」