定年を迎える前に絶対知っておきたい。退職金は「一時金」で受け取るのと「年金」で受け取るのとではどちらがお得?
退職金を上手に受け取るためのポイント
退職金を受け取る方法は、定年後のライフスタイルを加味したうえで検討する必要があります。 ●老後の働き方によって変える ●一時金受け取りを選択し自分で資産運用する 定年後に就職しない場合には、年金受け取りでも所得が大きく増えません。したがって、税負担や保険料の負担も大きくなりにくいのが特徴です。また、厚生年金に加入しつつ働きたい場合には、社会保険料の負担が大きくなっても、会社が負担してくれるため、自身の負担額は少なくなります。 資産運用に興味がある方は、一時金として一括で受け取り、自身で運用する方法もおすすめです。ただし、大きなお金を運用することになるため、資産運用のプランをしっかりと検討し、計画的な管理・運用をしなければなりません。元本保証されていない商品に投資して運用する場合には、もらった一時金をすべて運用には回さず、一部だけに限定したほうがよいでしょう。 退職金をどの方法で受け取るかは、人それぞれです。定年後のライフスタイルに合わせて、自分に合った受け取り方をしましょう。 出典 厚生労働省 令和5年就労条件総合調査 国税庁 No.1420 退職金を受け取ったとき(退職所得) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部