「損するのは嫌だから」で人気急上昇中!キム・ヨンデの“9月のホワイトデー”ファンミーティングをレポート
「損するのは嫌だから」(Prime Videoで配信中)でシン・ミナの相手役を務めて話題の俳優キム・ヨンデが、9月27日に東京・江戸川区総合文化センター大ホールにてファンミーティング「2024 KIM YOUNG DAE JAPAN FANMEETING “9月のWhite Day”」を開催。タイトルどおり9月に訪れたホワイトデーのように集まったファンたちと甘いデートのような時間を過ごした。 【写真を見る】行定勲監督が演出を手がけた自身の出演作「完璧な家族」のOSTを披露したキム・ヨンデ オープニング映像が終わると茶色のスーツに身を包んだキム・ヨンデが登場。ドラマ「トッケビ ~君がくれた愛しい日々~」のOSTとしても有名なCrushの「Beautiful」を歌いイベントのオープニングを飾った。歌い終わると「よろしくお願いします」と日本語で挨拶。またサプライズで客席に掲げられた「私たちだけの9月のWhiteDay、今日もヨンデヘ(愛してる)♡」というバナーを見て驚きながらも「こういうのは普通イベントの最後にやるものじゃないですか?」と正直な感想を述べつつも緊張が解けたかのように笑顔を見せた。 近況トークのコーナーでは、MCの古家正亨氏から「エモいね」という日本語を教わり、この日はイベント中何度も使ってファンたちを沸かせた。また旅の思い出を香りで残すために旅行先で香水を購入する習慣があるというヨンデは「今日は昨日買った香水をつけて来ました」と明かした。イベントタイトルの“9月のWhiteDay”にちなみ、デートコーデについての話題になると本人が実際に使っているカバンを公開。中に入っていたiPad、香水、サングラス、財布など所持品を紹介し気になるプライベートが垣間見える時間となった。 作品に関するコーナーでは“告白モーメントベスト3”と題し、過去の出演作の告白シーンの中からファン投票でベスト3を選出。「昼に昇る月」「禁婚令 -朝鮮婚姻禁止令-」の告白シーンは、その場で再演したり、日本語でセリフを言うなどし楽しませた。見事1位に選ばれた「流れ星」のシーンは抽選で選ばれたファンの目の前で再演し、さらに先ほど紹介していた愛用香水をプレゼントするサービスもあり喜ばせた。また最新作「損するのは嫌だから」の撮影現場でのビハインド写真を見ながら、収録時のエピソードなども聞かせてくれた。 そんな「損するのは嫌だから」のハイライト映像を挟み、イベント後半戦はなんと2階席から登場。突然のサプライズに客席も大盛り上がりとなった。1階席も周りステージに戻ると、「完璧な家族」(Leminoで配信中)の劇中歌である「Unrequited Love」を披露。タイトルどおり片想いの切ない思いをしっとりと歌い上げた。 ゲームコーナーではすごろくの目に合わせてファンサービスを実施。モーニングコールの録音タイムでは甘いメッセージでファンを虜にさせたり、ファンの愛称を決めてほしいというファンからのリクエストには“ヨンヨンズ”と命名し、ファンとの距離を縮めた。罰ゲームのマスに一度も止まらないままゴールをしてしまったが、MCのアシストにより罰ゲームをひとつ実施することになり、バラを口にくわえポーズをとってくれた。 DIYギフトのコーナーでは、ファンにプレゼントするカップルブレスレットをステージ上で作成。事前に自分の分は作って来ており、お揃いとなるファンの分も丁寧にビーズを通していき無事完成したが、テグスをカットしたところで結び目が切れてしまったのかブレスレットがバラバラになってしまい客席は騒然。ヨンデ本人も驚きながらも予想外のハプニングに会場は爆笑の渦に。急遽自分のブレスレットをファンにプレゼントすることとなり、「後で作り直してSNSに認証ショットをあげます」と約束。抽選で選ばれたファンの元へ直接ブレスレットを届けに行く優しさでハプニングをカバーした。 終盤では観客に向けたフォトタイムと客席をバックにした記念写真撮影が行われ、楽しかった今日の思い出を写真に残した。「今日は皆さんにお会いできてとても幸せでした。また皆さんとお会いできる機会があれば嬉しいです。皆さんも幸せな気持ちでお帰りいただけると嬉しいです」と挨拶すると最後に「この曲を聴くと皆さんのことが思い浮かぶし、皆さんが誇れるような人でありたいという気持ちになります」とクァク・ジノンの「Boast」を披露。ファンたちへの気持ちをこめて歌い上げると、「このまま帰るのは惜しいのでもう一曲歌わせてもらうことにしました」と言い『損するのは嫌だから』のOST『Falling into you』を歌った。曲が終わると最後まで何度も「アンニョーン!」と挨拶し名残惜しそうにステージを後にした。 終演後には来場者全員を対象にお見送り会が予定されていたが、本人の意向により急遽ハイタッチ会に変更となり、最後まで一人一人とコミュニケーションを楽しんだ。クールで完璧な見た目と裏腹に天然なギャップに魅了され、温かい人柄があふれたキム・ヨンデらしいファンミーティングとなった。 文/編集部