【川崎スパーキングスプリント】プライルードが叩き合いを制し重賞3勝目! 本田正重騎手「馬の力に助けられた」
本田重騎乗で1番人気のプライルードが、3歳時以来となる重賞3勝目を飾った。道中は内枠を利してインの5番手を追走。4コーナーで外に持ち出すと、内を突いたエンテレケイアとの叩き合いをアタマ差で制した。タイム53秒4(稍重)。今後は優先出走権を獲得した習志野きらっとスプリント(7月18日、船橋、SⅡ、ダ1000メートル)を視野に入れて調整される。 ◆本田重騎手(プライルード1着)「状態も良さそうで、勝たなければいけないという気持ちだった。決してうまく乗れたわけではないけど、馬の力に助けられた」 ◆藤田輝調教師(同)「スタートをうまく出たので安心して見ていたけど、最後は相手に粘られたのでヒヤヒヤした。今後も短距離を中心に使っていく」 ◆和田譲騎手(エンテレケイア2着)「砂をかぶってひるんだ。食らいつきながら追走できたけど、ハナなら違ったかも」 ◆御神本訓騎手(ティアラフォーカス3着)「しまいに少し甘くなったね。もうワンパンチがほしい」 ◆川島正騎手(カプリフレイバー4着)「五分に出たけど、周りも速かった。自分の形ではなかったけど、頑張ってくれた」 ◆今野忠騎手(コパシーナ5着)「返し馬で良くなっていると感じたけど、他の馬が速かった。1200メートルがいいかな」 ■プライルード 父ラブリーデイ、母アンソロジー、母の父サクラバクシンオー。青鹿毛の牡5歳。大井・藤田輝信厩舎所属。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬で、馬主は(有)キャロットファーム。戦績19戦6勝。獲得賞金8206万円。重賞は2022年SⅡサンケイスポーツ盃優駿スプリント、SⅢアフター5スター賞に次いで3勝目。川崎スパーキングスプリントは藤田輝信調教師、本田正重騎手ともに初勝利。