稀代の歌姫 エイミー・ワインハウスの波乱の日々を描く 映画『Back to Black エイミーのすべて』24年11月公開
エイミー・ワインハウスの半生を描く、映画『Back to Black エイミーのすべて』が日本公開される。 世界中で3,000万枚以上のレコードを売り上げ、現在でも月間8,000万回以上のストリーミング再生数を誇る、近年の歴史上最も偉大なアーティストの一人、エイミー・ワインハウス。様々な音楽的要素を融合させて独自のスタイルとサウンドを作り上げ、アルバム「バック・トゥ・ブラック」を発表してグラミー賞5部門受賞という栄誉に輝き、ヒット・シングル「リハブ」ではグラミー賞主要4部門のうち、年間最優秀レコード、年間最優秀楽曲、最優秀新人の3つを含む全5部門を受賞して、世界的な話題となった。 一躍スターとなったエイミーだったが、アルコール依存症や離婚問題で世間を騒がせたことでも知られる。本作は、若くして脚光を浴び、突然の名声に戸惑いながらも本能のままに歌い続けた“愛に生きた”稀代の歌姫の半生を描く。 メガホンをとるのは、『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で知られるサム・テイラー=ジョンソン。エイミー・ワインハウスを演じるのは、現在27歳で英国のドラマ「インダストリー」シリーズでメインキャラクターを務め、映画『バービー』では王女バービーを演じた現在、マリサ・アベラ。その他、英国アカデミー賞受賞俳優ジャック・オコンネル、エディ・マーサン、ジュリエット・コーワン、ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞のノミネート俳優レスリー・マンヴィルなどが脇を固める。 2011年7月23日、アルコールやドラックへの依存が深刻化し急性アルコール中毒で27歳の若さで急死したエイミー・ワインハウス。その訃報を受け、ヘアスタイルを真似ていたというレディー・ガガは「彼女がいてくれたから、私は一人じゃないと思えるようになった」と語り、「彼女はジャズに生き、ブルースに生きた。ポップミュージックの歴史を変えた人物」と称賛。最後に共演したトニー・ベネットは「ヴォーカリストとして素晴らしいセンスを持ったミュージシャンで、類稀な才能がこんなにも早く終わりを迎えて、本当にショックを覚えている」とコメントを寄せた。 映画『Back to Black エイミーのすべて』は、2024年11月22日(金)より全国ロードショー。
otocoto編集部