チベットでM6・8の地震 36人死亡、多数の家屋が倒壊 ネパールなどに隣接
【北京=三塚聖平】中国南西部のチベット自治区シガツェ市で7日午前9時5分(日本時間同10時5分)ごろ、マグニチュード(M)6・8の地震があった。中国国営中央テレビ(電子版)によると、これまでに36人の死亡が確認された。1000戸以上の家屋が倒壊している。 震源の深さは10キロ。震源地となったシガツェの人口は約80万人。自治区の南部に位置し、隣国のネパールやブータンに接している。余震も続いており、被害の全容を確認するには時間がかかるとみられる。 ネパールでは2015年にM7・8の大地震が起き、インドや中国などを含め約9000人が死亡した。