局アナ→東大大学院1年生になった磯貝初奈 「お昼を1人で食べていたら…」同級生の反応に驚き
日テレNEWS NNN
2023年4月から東京大学・公共政策大学院に入学したフリーアナウンサーの磯貝初奈さん(30)にインタビュー。中京テレビのアナウンサーだった磯貝さんは、2022年にフリーに転身。局アナ時代、ニュースを読んでいる中で「背景などがわかっていない」ことが気になり、2023年4月から東大大学院に入学しました。驚きがあったと語る同級生とのキャンパスライフや、“学び直し”を考えている人へのアドバイスを聞きました。 【画像】フリーアナ・磯貝初奈 “勉強の意欲を湧かせる秘けつ”明かす
■大学院では経済政策コースを選択 “2つのハードル”語る
――2023年はどんな1年でしたか? 大学院に入学して、授業で1コマ1時間半勉強して、後でそれを自分で持ち帰って、同級生といろいろ課題に取り組んだり…。(社会人時代に)これだけ時間をとってしっかり学ぶっていうことはなかったので、「やっぱり勉強するのは好きなんだな」っていうのを改めて実感した1年だったかなと思います。 ――具体的にどんな勉強をされているのでしょうか? 仕事をしながらということで、入学前から4年間で卒業させてもらうという申請をしていて。入学して1年目は、経済の必修の『マクロ経済学』、『ミクロ経済学』、『計量経済学』っていうのがありまして。社会人の間にほとんど英語を使ってなかったんですけど、授業も教科書も英語なんですよ。経済初学者であることと英語、ハードルが2つあって。だからまず“先生は何をおっしゃっているんだ?”というところから入りました。 あとは、興味があった観光に関する政策、交通に関する政策、エネルギーの政策とか、今、実際にどういうことがどういう仕組みで行われているかという授業も取りながら、両輪でやってますね。基礎のところと実際(の仕組みがどうなのか)のところ。 大学時代は中間試験、期末試験は憂鬱だった記憶があるんですけれど、ここまでにこれだけわからなきゃ、というプレッシャーの中で勉強するから身に付くことってあるなって。(大学院で)初めての中間試験の時に(同じ)社会人の同期と「試験ってやっぱり楽しいね」って言って、23、24歳の子に「何言ってるんですか?」って引かれることがありました(笑)。