ヤクルトJr.向 2連発大暴れ!度会監督大絶賛「山田哲人のような選手になって」
◇NPB12球団ジュニアトーナメント1回戦 ヤクルトJr.8―1中日Jr.(2024年12月26日 神宮) 「NPB12球団ジュニアトーナメント KONAMI CUP 2024~第20回記念大会~」が26日に神宮とベルーナドームで開幕した。1回戦8試合が行われ、神宮の開幕戦に登場したヤクルトJr.は2番・向将吾(6年)が大会1号を含む2打席連発の大暴れ。中日Jr.に8―1で快勝し、20年以来4度目の優勝へ快勝発進した。 ヤクルトJr.の向が強打で神宮を沸かせた。「2番・三塁」で出場し、初回無死一塁から今大会1号の逆転2ランを放った。2回1死二、三塁でも2打席連発の3ラン。いずれも左翼ネットを越え「球場が広いけど、いい打球が打てた。(2本目は)メチャ打てる気がして」と振り返った。 練習試合では中軸。50メートル7秒06の俊足を見込んだ2番起用が当たった度会博文監督は「最高の結果。足もあるし、ウチの山田哲人のような選手になって」と期待した。向の憧れはパドレスで主に2番を任される21年本塁打王のタティスで、「同じ打順で打てたのがうれしい」と声を弾ませた。持ち前のフルスイングで4年ぶり4度目の大会制覇へ導くつもりだ。(伊藤 幸男)