『今日好き キョンジュ編』2話ーー女子3人が取り合い! 告白された人数18名の高一“沼らせ男”が無双
10月21日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。キョンジュ編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。 【写真】沼男に翻弄される女子メンバー 「普通に、タイプっ」 以下より、10月28日公開の2話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。 ・“きょうすけ旋風”、止まずーーじゅり&れお&めいあが三つ巴BBQで彼を取り合い! 先週の記事の終わりに「きょうすけ以外のメンバーについても、次回以降のダイジェストで紹介を考えている」と約束をしたにも関わらず、今回もきょうすけ(林京介)の話をしてしまうことを、まずは読者各位に詫びておきたい。悪いのは筆者ではなく、きょうすけだ。今週もまた彼の独壇場だったため、致し方ないのである。 というのも初日夜、宿泊先でバーベキューを楽しむはずが、気づけば女子陣が目まぐるしく彼を取り合う形に。きょうすけがテーブルに座り、隣のじゅり(榊原樹里)と会話をしていれば、れお(生方澪桜)が後ろから一緒に肉を焼こうと網の方に連れ出す。かと思えば、じゅりがきょうすけを奪還し2ショットに。すると戻ってきて間もなく、今度はめいあ(川野明愛)からの誘いで再び2ショット。筆者はたびたび『今日好き』成立カップルにインタビューをする機会があるのだが、彼らが語る“ごはんを食べる時間がない”というのは、誇張でもなんでもないのだろう。しかも、人気者であればなおのことである。 件の3名の女子のなかで、今回特に大きな動きが見られたのが、じゅり。隣同士で座った際、きょうすけの方から「食べんの?」「腹いっぱいでしょ」と、それとなく声をかけられる。が、じゅりは恥ずかしさからか、強がる様子を見せるものの、“わかってくれてんじゃん”と、妙にうれしそうな表情はごまかせない。 そんな彼女の変化に気づいていたのか、きょうすけも「本当に? 元気なくない?」「無理せんといてよ」と一言。こうしたさりげない優しさの言葉は、男子が男子から投げかけられても嬉しいもの。ときとして、大げさなアピールよりも、こうした日常の延長線上にある気遣いの方が心に響くものである。それに何度でも書き記すが、きょうすけはまだ高校1年生。それでいて、先ほどの言葉も相手に目線をやらず、まるでドラマのような角度で会話をするあたり、本当にモテ男子の雰囲気があるし、思わず惚れそうになってしまう。もう逆に、彼の粗探しをしてやりたいくらいなのだ。 そこから、じゅりがきょうすけを誘って2ショットに。前述の通り、きょうすけはれおと共同作業をしていたこともあり、「勇気を出してくれたってこと? 全然誘ってくれれば行きますけど」と、彼からじゅりの努力に報いる一言が。もはや、すべての言葉に好意がちらついて見えるというか、意味ありげに耳に飛び込んできてしまう。何気ない言葉に、すべてリバーブが掛かっているようなーーこれが、イケメンフィルターという代物? 加えて、普段は「本当に?」「元気なくない?」のように、同じ旅をするメンバー同士としてタメ口ながら、先ほどの「全然誘ってくれれば行きますけど」然り、あるいはこの後の「喋りかけた方がいいですか?」「マジですか?」然り、年上のお姉さん=じゅりを立てるように、時折に敬語混じりになるところもツボを押さえている。お姉さんメンバーにとって、年下男子の気遣いほど気持ちのよいものは存在しないし、じゅりが人生で初めて年下を好きになったのも無理はない。スタジオの“恋愛見届け人”たちもツッコミを入れていたが「喋りかけた方がいいですか?」なんて、いいに決まってんじゃん! 総括しよう。この2ショットの中盤、じゅりが「顔見ないで、恥ずかしいっ!」と、女子が最も喜びを表す言葉をこぼし、「普通に、タイプっ」と陥落の合図が。すかさず、スタジオの大友花恋が「じゅりがそれを言ったときはもう、”落ちた瞬間”」だと指摘していた。じゅり本人曰く、きょうすけの大人っぽいビジュアルと、会話をしたときの子供っぽさが「ギャップよし」とのこと(本人を横にして、ギャップの有無を確認するように、聞こえるように口にしてしまうあたり、もう“落ちて”しまったのだろう)。 また先週の1話にて、井上裕介(NON STYLE)も「絶妙に引っ張ったり、突き放したり。かっこよさとかわいさと、強引さが兼ね備わってる」と、きょうすけ評を並べていたが、本当にその言葉通りだったようである。あの中川大輔でさえ「いっぱい勉強するところがあります」と頷くほどのモテ男子ぶりだった。 ・きょうすけ、次はかわいさを爆発? “違う、そうじゃない”と思わされたモール=“羊”発言 そんなきょうすけについて、今週は“かわいさ”の側面がフィーチャーされてしまった。この世の中、イケメンかつ面白いというのは本当に無敵であり、めいあとの2ショットにて、それが一気に発露。なんと、この日の昼に乗船したふたり乗り電動スワンボートを「アヒル自動車みたいな」と、とんでもなく独特な角度で表現したのである。しかも、めいあが“スワンボート”と名前が出てこないところ、“自分、わかってますよ”ばりの得意げな表情だったのも面白い。決して自動車ではないわけだし、めいあも「そう、それ」と流していたがーー違う、そうじゃない。 その後も、彼女の趣味が手芸モールを使った花のモチーフ作りだと聞くと「モールってなに? 羊?」「あ、それウールか」と、自身の発言にセルフツッコミ。いや、羊ってーー違う、そうじゃない(本日2度目)。そこまで笑えるボケを投下できるギャグセンの高さ、さすがに規格外すぎません? 結局、今週もきょうすけの話をしただけで、原稿の文字数を使い切ってしまった。これについては本当に反省するばかりだが、観れば観るほど、きょうすけワールドに惹き込まれてしまう今回の『キョンジュ編』。ちなみに、彼がじゅりとの2ショットを終えたとき、井上とまったく同じタイミングで、筆者も彼とまったく同じことが頭に思い浮かんでいた(というか、井上さんならば絶対に言うと思っていた)。 今回ばかりは、この番組タイトルも改名すべきだろう。『今日、好きになりました。』ならぬ、『きょう、すけになりました。』。そんな『きょうすけ』を、来週もお楽しみに!
一条皓太