ワクチン接種6日後に死亡した男性 検視結果の開示はほとんど“黒塗り” 「夫はなぜ亡くなったのか」【大石が深掘り解説】
「急性循環器系疾患」は心臓や血管に異変が起きたということなんですが、この急性循環器系疾患といわれるものは血性心疾患、狭心症、心筋梗塞、不整脈、大動脈瘤などありますが、特定できなかったので急性循環器系疾患となったのではないかと、ある医師の方は話しておりました。 妻は夫がなぜ亡くなったのかを詳しく知りたいということで、警察に行って検視結果を教えてくださいとお願いしました。そして、出された書類が先ほどの36枚。ほとんどが“黒塗り”のものです。 そのうちの一部を見ると「検案医の意見」とあります。下には検案医の個人情報が書いてあったので、こちらは我々が消しました。 その下の黒塗りの部分は、警察が消したもの。いろんな意見が書いてあるんでしょう。 一番最後に「死因は急性循環器系疾患と推定される」とあります。 結論はあるんですが、そこに至る経緯、この検案医の意見が黒塗りになっているのでどんな内容なのかわからない。 ■別の書類も「結論」はあるものの…「経緯」は黒塗り 別の書類も見てみました。 「立会い医師等の意見等」と書いてあります。「死因は、急性循環器系疾患(推定)」と。「意見」の部分はほとんど黒塗りにされていて、一番最後の結びは、「急性循環器系疾患と推定される」と書いています。結論はありますが、それに至る経緯はやはり黒塗り。 「これではわからない」と妻は嘆いています。 取材した時に、妻は「解剖しなかったことを後悔している」と言っていました。これは「解剖しますか?」と確認されたんですが、先方から「家に帰るのが遅くなりますよ」というようなことを言われたそうです。 妻は「家に帰ってくるのが遅くなるとなると、夫がかわいそうだな」と思ったそうです。そして、「亡くなった体を切り刻むようなことをしてしまうのは申し訳ない」と思って解剖はしなかったんですが、それを後悔しているということです。 なぜならば、亡くなった詳しい理由すらわからないから。
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