2025年こそ明かされる? 『ワンピ』4半世紀近く謎のままな「未回収伏線」
いつ回収されるの? 序盤の伏線らしきシーンの数々
これまで人気マンガ『ONE PIECE』では、数多くの伏線が散りばめられてきました。大きなものから小さなものまで実にさまざまで、連載開始から4半世紀以上経った今もなお、明かされていない、初期からの謎も少なくありません。 【画像】え…っ?「美人過ぎる」「メイクなしでもう似てる」 コチラが実写版で「ニコ・ロビン」役に決まったモデル出身女優です たとえば「シャンクス」率いる「赤髪海賊団」が約1年もの間、「東の海(イーストブルー)」の「フーシャ村」を拠点にしていた理由はいまだ不明のままです。新世界でも通用する海賊が辺境の地で何をしていたのか、気になるファンも多いでしょう。 東の海といえば、海賊王「ゴール・D・ロジャー」が処刑された「ローグタウン」があります。さらにフーシャ村には、ロジャーの息子である「ポートガス・D・エース」が身を隠していました。もしかしたらこれらの事実が、シャンクスたちのフーシャ村滞在の理由に大きく関わっているのかもしれません。 また、かつての「コビー」のセリフも気になるところです。コビーは初めてルフィの能力を知った際に、「あのゴムゴムの実を食べただなんて」と驚いています。「東の海編」では悪魔の実自体が伝説のものとして扱われており、具体的な実の名前を知る人は少数でした。 それにもかかわらず、コビーは「ゴムゴムの実」という特定の実について、何か知っているかのような口ぶりです。「ゴムゴムの実」のもうひとつの名が「ヒトヒトの実 幻獣種 モデル:ニカ」と判明した今、「あの」というコビーの言い方が気になります。 天才科学者「Dr.ベガパンク」の配信で「世界の真実」が明らかになった際、コビーはヘルメッポたちとともに「コレつまりよォ!!“ひとつなぎの大秘宝”ってよォ!!」「これ…大変な結論になりませんか?」などと、意味深な会話を見せていました。彼らが世界よりも一歩進んでいる情報をつかんでいると仮定すると、「あのゴムゴムの実」発言も何かの伏線な気がしてなりません。 ナミの過去にも気になる点があります。彼女は故郷こそ「ココヤシ村」ですが、出身地はまた別にあり、戦争がきっかけで孤児になりました。公式ファンブック『VIVRECARD~ONE PIECE図鑑~ BOOSTER PACK アーロン一味とココヤシ村の人々』では、ナミの出身地が「オイコット王国」であることも明かされています。最終章では過去の戦いについて語られることも増えているので、いずれ「オイコット王国」の戦争について言及される日もやって来るのではないでしょうか。 また、サンジの夢である「オールブルー」は、4つの海域に生息するあらゆる魚が一堂に会するといわれる伝説の海です。その存在自体は物語最初期で明かされていたものの、いまだ実態は謎に包まれています。ただ「エッグヘッド編」にて、ベガパンクが気になることを口にしていました。 ベガパンクが全世界に向けた放送で語ったところによると、「空白の100年」の間に海面の水位が200mほど上がり、かつて存在した大陸が沈んだといいます。さらには近い将来、世界全体が海に沈むことも示唆していました。 世界が沈めば、すべての海がつながるので、オールブルーが完成するのか? という考察も出てきましたが、それではサンジの夢の実現とはとても言えない悲惨な状況です。ベガパンクの言うとおりになったとしても、世界を一周している巨大な「レッドライン(赤い土の大陸)」まで沈むとは思えないので、別の形で実現することに期待しましょう。 ほかにもかつて「東の海編」でルフィたちと再会を約束した「クリーク海賊団」の戦闘総隊長「ギン」の動向も、ファンにとっては気になるところでしょう。どうやら現在ギンは海賊島「ハチノス」にいるらしく、「エッグヘッド編」にて1コマだけ彼らしき人物が登場して、大きな話題となりました。 ギンとの再会を含め、2025年は多くの伏線が回収されることに期待したいところです。
ハララ書房