ペップ・シティであればここからの“逆転優勝”も可能? 「数学的に終わっていない限り、マンチェスター・シティが優勝争いから脱落することはない」
公式戦8試合ぶりの勝利
プレミアリーグ第14節でノッティンガム・フォレストと対戦し、3-0の勝利を飾り、公式戦8試合ぶりの勝利を飾ったマンチェスター・シティ。 [動画]ベルギー代表コンビが揃って1G1A デ・ブライネ、ドクの躍動でシティが公式戦8試合ぶりの勝利 今節終了時までペップ・グアルディオラ監督就任以降、最も悲惨な時期を過ごしていたシティだが、この勝利をきっかけに本来の強さを取り戻すことはできるだろうか。現在、ペップ・シティと首位リヴァプールの勝ち点差は9ポイントとなっており、まだ離されている。 そんななか、元シティのガエル・クリシーは残りの試合数から得られるポイント数を超える勝ち点差にならない限り、ペップ・シティのタイトルレースは続くと考えている。 「数学的に終わっていない限り、マンチェスター・シティが優勝争いから脱落することはない。プレミアリーグは世界でも最も競争の激しいリーグのひとつである。3日前には11ポイントもの差があったが、現在首位のチームであるリヴァプールが勝ち点を落とした。紆余曲折あるだろうし、選手たちが怪我から復帰すれば、マンチェスター・シティは間違いなくそこにいるだろう。100%だ」 「我々は、FAカップやカラバオカップ、プレミアリーグを一度だけ制したチームについて話しているわけではない。シティは過去10年間で多くのタイトルを獲得したチームであり、3冠や4連覇という偉業を達成した。このようなことはこれまで見たことがない。おそらく、時にはそれが当然のことと思われていることもあるだろう」 「みんなが拍手していたのは、彼らが負けるのを見慣れていないからだ。10年間も同じようにパフォーマンスを続けられるわけではない。サッカーに完璧はないが、過去10年間、マンチェスター・シティはそれに近い存在だった。彼らのプレイやチームの管理方法において、シティは完璧だった」(『Amazon Prime』より) ペップが監督に就任して以降、プレミアリーグを席巻してきたシティ。シーズン終盤の無類の強さには定評があるが、これ以上リヴァプールに勝ち点差を離されるわけにはいかない。まずは次節のクリスタル・パレス戦に勝利し、再び軌道に乗ることが大事になるが、ペップ・シティはここから巻き返すことができるか。
構成/ザ・ワールド編集部