【チャンピオンズC】〝過酷な条件〟レモンポップを送り出す田中博康調教師は「祈る気持ち」
[GⅠチャンピオンズカップ=2024年12月1日(日曜)3歳上、中京競馬場・ダート1800メートル] 田中博康厩舎の初重賞制覇は根岸S、初GⅠ制覇はフェブラリーSですが、両レースともレモンポップで勝利をつかんでいます。厩舎に勢いをつけてくれた同馬について「特別な存在ですね。様々な勉強をさせてくれた馬です」と田中博調教師は笑顔で話します。 レモンポップとの4年間を振り返り「一昨年くらいから種馬になれるようなプランを考えていました。ここまで順調にいき切ったわけではないですけど、ある程度そこに乗せられたことに関してはわずかな達成感があります」とも。週末に迫ったラストランについては「千八ダート、GⅠ、昨年勝っている舞台ですが、この馬にとっては過酷な条件は変わらないので」と今回のレースは決して簡単なものではないと言います。 そんなレースに送り出す胸中は…。 「祈る気持ちですね。勝ちに行ってくれというより、あと1戦なので。もちろん無事にというのはありますけど、結果もとなると“願い”です」
東スポ競馬編集部