鉄鋼・非鉄金属・金属製品業界の2024年特許資産規模ランキング、JFEスチールが1位ーパテント・リザルト
特許調査のパテント・リザルトは、鉄鋼・非鉄金属・金属製品業界の「特許資産規模ランキング」をまとめた。2023年度に登録された特許の注目度を企業別に得点化し、上位3位はJFEスチール、日本製鉄、住友電気工業の順だった。 今回の調査によると、JFEの特許で注目度が高かったのは、「車体の側面衝突に耐えられる高い衝突エネルギー吸収能力を有する電気自動車用のサイドシルの内部構造」や清水建設と共同保有する「鉄骨梁付近の大きな開口を有するコンクリート床スラブの変形能力を確保する床スラブ付き鉄骨梁」。 2位の日本製鉄は、「高純度な液体アンモニア環境において高強度鋼の応力腐食割れ特性を評価する方法」や「鉄損を低下させ、優れた被膜密着性を持つ方向性電磁鋼板の製造方法」などが注目を集めた。 3位の住友電工で注目された特許は「通信性能の低下を防止する高速通信用のシールド導電路」など。 4位以下は古河電気工業、プロテリアル、住友金属鉱山、神戸製鋼所、フジクラ、三井金属鉱業、三協立山の順だった。