「嬉しい気持ちと同時に戸惑いも」妊娠公表のMF瀬野有希が復帰を決意「まだサッカーを辞めたくない」
WEリーグのちふれASエルフェン埼玉は22日、MF瀬野有希(27)が妊娠したことを発表した。 【写真】「レジェンドカップル」「びっくり!」元なでしこ鮫島彩さんが驚きの2ショット披露 瀬野は修徳高から日本体育大、日体大FIELDS横浜、スフィーダ世田谷FCを経て2021年に地元のちふれASエルフェン埼玉に加入。2022年2月に一般男性との入籍が発表された。これまでWEリーグ通算44試合に出場し、4ゴールを記録している。 クラブは公式サイトで「この度、当クラブ所属の瀬野 有希選手が妊娠いたしましたことをご報告いたします。今後とも温かく見守っていただけますと幸いです」とし、本人のコメントを紹介した。 瀬野は「妊娠がわかった時は、嬉しい気持ちと同時に戸惑いもありました。チームを離脱しなければならないことと、競技復帰できるのかという不安がありました」と心境を語り、「私としては、まだサッカーを辞めたくないという気持ちが強く、復帰を目指すことを決意しました」と表明している。 現在については「安定期に入り、クラブやチームスタッフ、チームメイトなど、たくさんの方々に支えられて、充実した日々を過ごしています」と伝え、「まだまだ不安なことも多いですが、復帰してピッチに立つまで温かく見守っていただけると幸いです」とファン・サポーターにメッセージを送った。 以下、瀬野有希のコメント全文 「この度、新しい命を授かったことをこの場を借りてご報告させていただきます。 昨シーズン、チームを離脱してからの長い期間、復帰できずにいた私を心配していただいた皆様、心より感謝を申し上げます。ご報告が遅くなってしまいましたが、やっと自分の言葉でお伝えすることができ、嬉しく思います。 妊娠がわかった時は、嬉しい気持ちと同時に戸惑いもありました。チームを離脱しなければならないことと、競技復帰できるのかという不安がありました。私としては、まだサッカーを辞めたくないという気持ちが強く、復帰を目指すことを決意しました。この決断に対し、クラブや関係者の皆様にご理解と支援をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。 妊娠生活や出産、競技復帰までの道のりはまだ長いですが、女性アスリートとして、プロ選手として、このような道も諦めなくていいと、少しでも勇気を与えられたらと思います。 現在は安定期に入り、クラブやチームスタッフ、チームメイトなど、たくさんの方々に支えられて、充実した日々を過ごしています。まだまだ不安なことも多いですが、復帰してピッチに立つまで温かく見守っていただけると幸いです。 今後もエルフェンへの応援、そしてWEリーグや女子サッカーの盛り上げにご協力くださいますよう、よろしくお願いいたします。」