【ジャパンC展望】G1連勝に挑むドウデュースがオーギュストロダンなど強豪外国勢を迎え撃つ
「ジャパンC・G1」(24日、東京) ラストランまであと2戦。天皇賞・秋で復活Vを遂げたドウデュースが日本の総大将だ。激戦の疲れどころか、状態面はますます快調。1週前は栗東CWで3頭併せを行い、6F80秒9-10秒9の超抜時計を記録した。最先着も果たし、騎乗した武豊は「スピード違反で捕まるね」と笑みを浮かべて「順調ですね。相変わらずいい」とG1連勝への手応えを伝えた。 秋華賞で牝馬2冠を達成したチェルヴィニアもV候補だ。こちらも1週前は美浦Wで併せ馬を行い、好時計をマーク。「気持ちが先走って粗々しいところがまだ少しありますが、フィジカルは前走からもう一段上がっています」と太田助手。強豪相手にどこまでやれるか、目が離せない。 一方、今年の外国勢は強力。アイルランドから参戦するG1・6勝の強豪オーギュストロダンが、父ディープインパクトの母国でどんなパフォーマンスを見せてくれるか。フランスのゴリアットは2走前のキングジョージ6世&クイーンエリザベスSでG1初制覇。タイトルを引っ提げての来日だ。ドイツのG1・2勝馬ファンタスティックムーンの走りも興味深いところだ。 昨年3着の2冠牝馬スターズオンアース、皐月賞馬ソールオリエンス、菊花賞馬ドゥレッツァ、春の天皇賞馬ジャスティンパレス、凱旋門賞にも出走した3歳馬のシンエンペラーなど豪華メンバーが顔をそろえる。