都立城東、終盤の巣鴨の攻撃に耐え2-1で逃げ切り2回戦へ
第103回全国高校サッカー選手権東京予選の1次予選1回戦2日目が8月25日に行われ、都立城東が巣鴨を2-1で下して2回戦に駒を進めた。 【フォトギャラリー】都立城東vs巣鴨 試合開始とともに、都立城東が最後尾からパスを繋いで攻撃を組み立て、主導権を握り押し込んでいく。10分、カウンターから都立城東が決定機を作り出すと、直後の13分にはFW9本田耕佑(3年)が左サイドからのアーリークロスを冷静にトラップを入れて、シュートを沈め1点を先取する。 対する巣鴨は18分、MF8東彩生(2年)がCKからのゴール前のこぼれ球を押し込み試合を振り出しに戻す。セットプレーから一瞬の隙を突かれ同点に追いつかれた都立城東だったが、直後の22分にMF4小原賢士(3年)がスピードを活かし、DF背後でボールを受けると、前に出てきたGKを交わして無人のゴールに流し込み勝ち越しに成功。 エンドが変わった後半、都立城東はリードしている状況を踏まえて前に急がず、相手のプレッシャーがなければ、自陣でボールを回してゲームを作っていく。しかし、時間の経過とともに攻勢に出る巣鴨に押し込まれるも、都立城東は身体を張った粘り強い守備で耐え逃げ切りに成功。2-1で白熱した試合を制した都立城東が2回戦進出を決めた。 (文・写真=田原豊)