唐津署は24日、唐津市の60代男性が1254万円相当をだまし取られるニセ電話詐欺事件が発生したと発表した。
同署によると8月ごろ、男性の自宅に厚生労働省職員や警察官、検察官を名乗る男から電話があり、「誰かがあなた名義で保険証を作成している」「マネーロンダリングの容疑もあり、新しい口座で資金洗浄しなければならない」などと伝えられた。
男性は指示に従って口座を開設し、暗号資産関連のアプリを通じて9月2日までに計1254万円相当の暗号資産を購入して送金した。9月末、口座を開設した金融機関から問い合わせを受け、男から所属先との説明を受けていた県外の警察署に確認して詐欺が発覚した。