「おむすび」山本舞香、初の朝ドラは不安と闘い 方言の演技「中途半端にはやりたくない」
放送中のNHK連続テレビ小説「おむすび」(総合・月~土、午前8時~ほか)で朝ドラ初出演を果たす山本舞香が、「すごく難しかった」という神戸弁での演技、映画『カラダ探し』(2022)以来の仲だというヒロイン・橋本環奈との共演について語った。 【画像】結の同級生、恩師、旧友を演じる!「おむすび」新キャスト7名 「おむすび」は、福岡・神戸・大阪を舞台に、ギャル文化と出会ったヒロイン・米田結(橋本)が栄養士となり、現代人が抱える問題を食の知識と“コミュ力”で解決しながら、縁や人をむすんでいく朝ドラ第111作。脚本は、ドラマ「正直不動産」「ハコヅメ~たたかう!交番女子~」などで知られる根本ノンジが手がけている。
山本が演じるのは、神戸栄養専門学校に通う結の同級生・矢吹沙智。高校時代は有名な陸上選手で、当時はまだ珍しいスポーツ専門の栄養士を目指している。(編集部・倉本拓弥)
Q:出演が決まったときの気持ち お話をいただいたときは、え!? って(笑)。嬉しいなとは思ったんですけど、朝ドラに呼んでいただけると思っていなかったので、なんでだろう? と疑問でした。現場に入ってしばらくたってから「沙智はもともと山本舞香で書いている」と脚本家さんがおっしゃっていたと聞いて、「もっと早く言って!」て感じでした(笑)。でも、そう言っていただけてすごく嬉しかったです。ヒロインの橋本環奈とは映画『カラダ探し』で共演して以来の仲だから、環奈と一緒にお仕事できることもすごく嬉しかったです。初めての朝ドラだったので、環奈がいてくれて心強いなと思いました。
Q:演じる役・矢吹沙智について
栄養学校メンバーのみんなは本当に栄養士になりたくて入学していますが、中でも沙智は難関と言われる「スポーツ栄養士」を目指してる子。自分の経験を踏まえた上でスポーツ栄養士を志しているから中途半端にやりたくないし、結を冷たく突き放したりもするんです。結と仲良くなりたいのか、壁を作ってるのかわからないようなところが難しい役だなと思いました。まだ10代の女の子だし、子供ながらに大人びようとして、栄養士になりたくて必死にもがいてるっていう感じですね。