JR九州中間決算 4期連続の増益ながら4期ぶりの減益
JR九州は6日、今年度の中間決算を発表しました。 鉄道や不動産、ホテルでの利益が上がり、4期連続の増益になりましたが、純利益は4期ぶりの減益でした。 JR九州の今年度4月から9月のいわゆる中間決算では、連結の営業収益は前の年の同じ時期に比べて9.3%増えた2084億円で、もうけを示す営業利益も10.1%増えました。 しかし、子会社「ドラッグイレブン」を売却した前の年度に比べ、純利益は19.1%減り、4期ぶりの減益となる226億円でした。 鉄道での収入は733億円(前年同期比290億円増)で、前の年より増えたものの、「長距離やビジネスでの利用客が依然戻らない」として、コロナ禍前の2018年度からはマイナス2.8%(21億円減)でした。
九州朝日放送