ママ友と子連れで「市民プール」へ! ママ友とその子どもは「450円」だったのに、わが家は「900円」かかりました。なぜ“2倍”の料金差になるのでしょうか…?
民間プールと使い分ける
市外料金を払うことに抵抗を感じる人もいるかもしれません。その場合は、民間プールを利用すると良いでしょう。民間プールは住んでいる市に関係なく、料金は一律です。そのため、一緒に行く友人親子との不公平感はなくなります。 民間プールは、ウォータースライダーなどの設備が充実していたり、食事ができたりするなど、1日中楽しめる工夫がされています。料金についても、滞在時間によっては市民プールよりもお得になる場合もあるのです。 例えば、大阪府枚方市にあるひらかたパークのプール「ザ・ブーン」は、大人(中学生以上)1000円、2歳~小学生が600円です。利用するには入園料が必要になりますので、入園料込みで、大人2800円、2歳~小学生が1600円です。 一方、大阪府豊中市の市民プールの市外料金は市民料金の2倍で、1時間あたり大人620円、小学生300円となっています。 この場合、大人なら5時間以上、小学生は6時間以上利用する場合、民間プールのほうが安くなります。利用できる施設が異なるため単純比較はできませんが、滞在時間や目的によって利用する施設を使い分けると良いでしょう。
まとめ
市民プールの料金設定は、一見不公平に感じられる面があるかもしれません。しかし、その背景には自治体の財政事情や施設の目的など、さまざまな要因があります。 公営プールの存続が危ぶまれている現状を考えると、状況にあった適切な料金設定は避けられません。短時間であれば市民プール、1日中楽しむ時は民間プール、のように使い分けるといいですね。 出典 さいたま市 レジャープールのあり方方針 ひらかたパーク チケット・料金 ※2024/9/11 執筆者を修正いたしました。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部