「わけあって絶滅しました。展」の入場者3万人超え 氷見芸文館、石崎さん(富山)に記念品
氷見市芸術文化館で開催中の企画展「わけあって絶滅しました。展」の入場者が12日、3万人を超え、節目に訪れた富山市五福小学校1年の石崎奏汰さん(7)に記念品が贈られた。 石崎さんは父の泰宏さん(44)ら家族4人で訪れ、富山テレビ放送の山田勉常務から同展の基になった図鑑とトートバッグを受け取った。石崎さんは「うれしい。家で図鑑を読むのが楽しみ」、泰宏さんは「子どもたちと展示を楽しみたい」と話した。 この日はお盆期間中とあって、大勢の家族連れでにぎわった。2555人が訪れ、同館が2022年秋にオープンして以降、1日の来館者数として最も多かった。 同展は北陸初開催。絶滅の恐れがある生物を含む70種のパネル展示や骨格標本、化石、模型など202点を展示している。18日まで開館時間を1時間早め、午前9時から入場できる。会期は21日まで。 北日本新聞創刊140周年記念事業。氷見市文化振興財団、市、市教育委員会、富山テレビ放送、北日本新聞社主催。