片岡愛之助、鼻とあごを骨折で当面休演 「吉例顔見世興行」稽古中に大道具と接触…今後手術へ
歌舞伎俳優、片岡愛之助(52)が京都・南座で12月1日に開幕する「當る巳歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」(22日まで)の稽古中に、鼻とあごの骨を折るけがをしたことが30日、分かった。 南座関係者によると、愛之助は29日午前11時頃、藤娘・鷹匠・座頭・船頭・鬼の5役を務める昼の部「大津絵道成寺(おおつえどうじょうじ)」の稽古中盤で、天井から下りてきた雲模様の木製の大道具(縦1メートル、横2メートル)と接触。 稽古終了後、病院で検査を受けたところ、「上顎(じょうがく)および鼻骨骨折」と診断され、「吉例顔見世興行」を当面の間、休演する。複数の関係者によると、話をすることはできるが患部が少し腫れており、今後手術を受ける予定。復帰時期は未定という。 愛之助は11月28日に更新したブログで南座の写真をアップし、「お稽古頑張りまぁす!!」と意気込みをつづっていた。 休演を受けて、出演予定だった昼の部「大津絵道成寺」は中村壱太郎(34)、夜の部「色彩間苅豆(いろもようちょっとかりまめ)」は中村萬太郎(35)が代役を務める。