高い期待度「英語」重点の新小学校 算数、理科も英語を使って「イマージョン教育」 6年間で4000時間 狙いは国際舞台で活躍できる人材育成
特集は注目の学校です。この春、長野市と佐久市に英語教育に重点を置いた私立の小学校ができました。同時に長野には中高一貫の中等教育学校も。長野の小学校で特徴やねらい、児童・保護者の声を取材しました。
■英語以外の授業も英語で
教師: 「What is this?」 児童: 「E!」 教師: 「E is for Elephant」 アメリカ人教師による英語の授業。 長野市三輪の「サミットアカデミーエレメンタリースクール長野」。
「サミットアカデミー」は、佐久長聖中学・高校を運営する学校法人が設置した新しい学校で、長野市と佐久市に小学校の「エレメンタリースクール」、長野には中高一貫の「セカンダリースクール」も開校しました。 最大の特徴は英語教育。日本人教師だけでなく、外国人も含めた2人の学級担任を置き、英語以外の授業も英語を使う「イマージョン教育」に取り組みます。 国語や社会などは日本人教師が日本語で行いますが、算数、理科、体育など、全体の6割にのぼる授業は英語で行われます。
サミットアカデミー長野・平出淳史副校長: 「英語を使って、例えば算数の授業をする、あるいは理科の授業をする。英語を一つのツールとして使いながら自然と英語が身についていく、本校の大きな特徴になるだろうと」
入学式のあいさつもー。 エレメンタリースクール長野・イチカワドイルウォルター校長: 「Dream big,believe in yourself and care for your friends. You're not just learning here.You're starting to become an amazing explorers and leaders. (大きな夢を持ちましょう。友達を大事にしましょう。皆さんはただ勉強するのではありません。素晴らしい探検家やリーダーになります)」