「またもや我を失い、アマドに激突した」

88分にディアロ（右）へのファウルでPKを献上したヌネス（左）。(C)Getty Images

　現地12月15日に開催されたプレミアリーグの第16節で、マンチェスター・シティがマンチェスター・ユナイテッドとホームで対戦。終盤までリードしながら、１－２で逆転され、宿敵とのダービーに敗れた。 【動画】マンC戦士がまさかのパスミス→慌ててPK献上 　ユナイテッドOBのマイケル・オーウェン氏が「頭がおかしくなった」と酷評したのが、シティの左SBで先発したマテウス・ヌネスだ。 　１－０で迎えた88分、バックパスをミスして敵FWアマド・ディアロにボールを奪われると、慌てて後を追いかけてボックス内でファウルを犯し、同点弾となるPKを献上してしまったのだ。 　オーウェン氏は『Optus Sports』で「ヌネスは完全に頭がおかしくなった。ひどいバックパスをしたが、まあ、一度くらいはミスしても問題ない。ゴールキーパーがショックを和らげ、彼は捕まえようとした。戻ってきている。選手たちが戻ってきているのに、彼はまたもや我を失い、アマドに激突した」と、このプレーを評した。 「危険ではなかった。彼は何をしているんだ？ ２秒間に２つの重大なミスを犯した」 　元イングランド代表のスターは、ダービー前の10試合で１勝だったシティの不調を念頭に、「苦戦しているとき、頭がおかしくなり始める。あと数分なのに、あんなバカなことをするなんて。たった２秒の間に、あんなに大きなミスを２回も犯してしまうなんて信じられない」と続けた。 　まさかの失策に、唖然としているようだった。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部