大分市が魅力発信応援制度を新設 フェンシング敷根さんら4人にアンバサダーを委嘱
大分市は、市ゆかりの個人や団体に市の魅力を幅広く発信してもらう市魅力発信応援制度を新設した。手始めにパリ五輪のフェンシングフルーレ男子団体で金メダルを獲得した大分市出身の敷根崇裕さん(26)ら4人に「市魅力発信アンバサダー」を委嘱し、それぞれの交流サイト(SNS)やブログなどで情報を発信してもらう。 市はこれまで同市出身のタレント指原莉乃さんに観光大使を委嘱し、ポスターや動画などで市をPRしてきた。任期が5月で終了したことから、制度を新設した。 アンバサダーに就任するのはほかに、「義母と娘のブルース」など数多くの映画、ドラマを手がける演出家・映画監督平川雄一朗さん(52)=大分市出身、同市を拠点に活動する画家北村直登さん(45)=福岡県出身、大分市で映画「52ヘルツのクジラたち」を撮影した監督成島出(いずる)さん(63)=山梨県出身。 アンバサダーは市主催のイベントなどにも出席。北村さんがデザインした名刺を配り、市をPRする。近く、4人に委嘱状を交付。今後もアンバサダーを増やしていく予定。