学校寮のクリームシチューで食中毒 男子64人が症状、13人の便からウエルシュ菌の毒素検出 県、提供旅館の飲食部門を2日間営業停止
鹿児島県は1日、日置市の旅館が食事を提供している県内の学校寮で、食中毒が発生したとして、同旅館の飲食部門に2日から2日間の営業停止命令を出したと発表した。 サマーナイト大花火観覧の桜島フェリーで食中毒、10人が下痢や腹痛訴え 鹿児島市の惣菜店に4日間の営業停止処分
県生活衛生課によると、10月24~25日、男子寮生13~18歳の64人に、下痢や腹痛などの症状が出た。11月1日に13人の便から、人や動物の腸管や土壌などに広く生息するウエルシュ菌の毒素が検出された。 10月24日に寮の夕食として提供したクリームシチューが原因。4人が医療機関を受診したが入院した人はおらず、全員快方に向かっている。店は30日から営業を自粛している。 県内でウエルシュ菌による食中毒の発生は2014年の3月以来。
南日本新聞 | 鹿児島