木原防衛相、自衛隊などの一連の不祥事を陳謝 衆院安保委で閉会中審査
日テレNEWS NNN
防衛省、自衛隊の相次ぐ不祥事をめぐり、国会では衆議院の安全保障委員会で閉会中審査が開かれました。木原防衛相は一連の不祥事について陳謝しました。中継です。 委員会で野党側は木原防衛相に責任をとって辞任するよう求めましたが、木原大臣は、続投する考えを示しました。 立憲民主党 渡辺周議員 「大臣ご自身の進退つまり辞任をしておやめになる責任を取る。そこは判断すべきだと思いますが大臣いかがですか」 木原防衛相 「今まさに長年の私が着任する以前からのうみが出てきている。 そういう状況の中で今、仕事を放棄することが責任の取り方とは思いません」 木原大臣は、一連の不祥事について「国民の信頼を損なうものであり、監督責任を含め、深くおわびを申し上げる」と陳謝しました。 また、潜水手当の不正受給に関して逮捕者が出たことの公表が通常国会閉会後となったことについて、立憲民主党の渡辺周議員は「国会が終わるまで隠蔽したのでは」と追及しました。これに対して木原大臣は、「法案審議への影響を考慮して非公表としたものではない」と反論しました。 一方で木原大臣は「文民統制という観点からは非常に問題があったと思っている」と述べ、再発防止に取り組む考えを強調しました。