日本でブームとなったあのお店は、今やパリの定番ショップに【パリ在住・井筒麻三子のおうちごはん日記】
ほぼ毎日朝から晩まで、自炊生活をしている我が家。パリだけど、和風も中華も洋風もありの、普段ごはんの様子をご紹介します。 【レシピ】井筒さんちの鉄板メニュー「絶対失敗しない濃厚カルボナーラ」
○月×日 朝食:甘酒 昼食:牡蠣、ウニ、コンテ入りマーシュのサラダ、バゲット(写真) 夕食: 手羽先と鶏団子、白菜のお鍋 ものすごく久しぶりに、バスティーユ広場で行われているマルシェまで遠征したこの日。普段通っている近所のマルシェとは、出店数はもちろんお店のメンツも違います。 バスティーユまで足を運んだのは、明太子を作るための魚卵を探しに。いくつか出ているお魚屋さんをくるくる見回ってみて、無事に魚卵をゲット。目的を達成したところで、「せっかくお魚屋さんがたくさん出ているのだから、今日食べられるお魚も買った方がいいんじゃないか」ということに気がつきました(遅い)。 再度お魚屋さんを見回ると、割と贔屓にしているお魚屋さんにて、殻ごとのウニが4つで6ユーロになっているのを発見。そちらを購入し、さらに牡蠣屋さんで1ダースの牡蠣を購入。ホクホクと家に帰りました。 よく考えたら、牡蠣を家で開けて食べるのは今シーズン初めて。昔は冬になると、牡蠣を買っては家で開け、白ワインとバゲットと共に食べていたものでしたが、最近は忙しすぎて。とんとご無沙汰していました。 そしてびっくりしたのはウニ! 開けてみると、ヨーロッパのウニにありがちな、食べられるところがちょっぴりなのとは違って、まるで日本のウニのようにぷっくりボリューミー。お味もまさに「う・に!!」で、至福のランチとなったのでした。やばい、これは来週もまた、マルシェにウニを探しに行ってしまうかも!
○月×日 朝食:甘酒 昼食:スモークサーモン&アボカド丼、オクラと平茸の豆乳スープ、カボチャの煮物(写真) 夕食: 餃子、サラダ、前の晩の鍋の残り出汁で作ったスープ 前述のマルシェでは、特価になっていたスモークサーモンの切りっぱなしも購入しておりまして。こちらは帰ってすぐ、昆布じめに。1日経ち、しっかり味シミシミになったところで、丼仕立てにしていただきました。 サーモンにはアボカドを合わせる、というなんだかよくわからない刷り込みが私の中にはあり、アボカドのスライスも添えました。 酢飯を作るのにやや時間がかかったので、合わせた副菜&汁物は、先週作り置きしておいたかぼちゃの煮物と、冷凍してあったオクラ&平茸を入れた豆乳スープ。スモークサーモンそのままでも美味しいのに、昆布じめにしたらさらに美味しい! モリモリ食べすぎて、午後はやや身体の動きが緩慢になってしまったほど……。