「玉木さんが親戚だという話は出たことがない」

　両家はいかなる関係にあり、どこでどうつながっているのか、いないのか。 　玉木家のさる親族は、 「（玉木家と大平家が縁戚だという話は）知らない、初めて知ったな。雄一郎さんの父親がそんなようなことを言っていたかもしれないけど、よう分からん」 　と言うし、大平元首相の元秘書に聞いても、 「玉木さんと大平先生が縁戚関係にある、と言われていますが、玉木さん側の家族の誰が、大平先生のどの家族と親戚関係だったのか、私には分かりません。身内であれば大平先生の選挙の時に選挙事務所に来られていたはずですし、大平家の集まりにも来るでしょうが、玉木家の方が来たことはなく、玉木さんが親戚という話も聞いたことがありません」 　戸惑いながらそう語るのである。 「私は大平先生の2親等、3親等の親族であれば分かりますから、どことどこがつながっているかは説明できますが、玉木さんに関しては全く分かりません。大平家の集まりでも玉木さんが親戚だという話は出たことがありません」 　後編【「選挙に受かるために…」　国民・玉木代表が強調する、大平元首相との“遠過ぎる”親戚関係】では、ついに明らかになった両者の関係の真相について、数々の証言をもとに報じている。 「週刊新潮」2024年11月14日号 掲載