"こりゃバスファンにしかわからないだろ"という神々しいほどにマニアックなツアーを日本旅行が企画!!
日本旅行は、の鯖街道催事実行委員会主催で、日本JRバス協「の鯖街道ルネッサンスプロジェクト」事業の環で、「旧国鉄バス 京鶴線・名庄線直通運行&日本JRバス 旧園福線と丹後海陸交通ボンネット車で行く伊根・経ケ岬の旅」を企画した。 【画像ギャラリー】「旧国鉄バス 京鶴線・名田庄線直行運行&西日本JRバス 旧園福線と丹後海陸交通ボンネット車で行く伊根・経ヶ岬の旅」というバスファンにしかわからないツアーを日本旅行が企画!(8枚) 文:古川智規(バスマガジン編集部) (詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)
■鯖街道を国鉄バス路線で!
かつて日本海の海産物が京の都へ運ばれた鯖街道と呼ばれる経路のうち、小浜から名田庄・美山・京北を経由する経路は「の鯖街道」と呼ばれ、鯖街道の中でも鉄道が開通するまで最短経路として活用された。 今回のプロジェクトでは沿線の京北・美山の新たな魅力を発信するもので、旧国鉄バスの京鶴線・名田庄線はの鯖街道の経路を経由し、かつて京都から小浜まで直通運転されていたため、プロジェクトの一環として復活運行することになったという。 車両は現在でも旧京鶴線の途中の周山まで運行している高雄京北線で使用さる、いすゞエルガ大型路線車で貸切運行する。
■充実の2日間
行程の1日目は周山までは車内放送を稼働させながら京都から小浜まで直通運行する。途中、随一の狭隘区間である中川集落でのフォトランや、希少となったバス駅である周山駅でミニ撮影会を実施し、舞鶴に宿泊する。 2日目は丹後海陸交通のボンネットバスで狭隘路が続く港町伊根を経由し、丹後半島先端の経ケ岬まで足を延ばし、経ケ岬では丹海バスのシンボルである木造車庫への模擬入庫を撮影する。その後、丹海バス本社車庫でもミニ撮影会を開催する。 復路は今年の3まで日本JRバス路線であった園福線経路を運行し、狭隘区間の田郵便局付近でのフォトラン、旧桧山駅でのミニ撮影会を実施し、終点の園部から京都へ戻る。
■ツアー概要
作りこまれたコースでの懐かしの路線や希少な車両や、専用の撮影機会が待っているので、バスファンにはたまらないツアーとなるだろう。