【解説】台風10号の影響広がる…知っておきたい“運転見合わせ基準”
■知っておきたい“運転見合わせの基準”
藤井キャスター 「計画運休というのは、外に出て身を危険にさらすことがないようにという対策ですから、仕方ない部分もありますよね」 小栗解説委員長 「そうですよね。そこで私たちも知っておきたいのが“運転見合わせの基準”です。例えば、東海道新幹線の場合、JR東海によると、風速30メートル以上の風が吹いた場合や、1時間で60ミリ以上の雨が降った場合。さらに少し細かいですが、1時間に40ミリ以上の場合でも24時間あたりの雨の量が基準を超えた場合などは運転を見合わせるなどとしています。実際、27日や28日夜もこの基準に達したため、運転を見合わせたということです」 「ほかにも、JR東日本では雨が一定の基準値を超えた場合、運転規制などをしているといい、実際、先週、東京・港区付近で1時間に約100ミリの記録的な雨が降り、山手線が一時運転を見合わせました。さらに、新幹線は風速30メートル以上、在来線は風速25メートル以上で運転を見合わせるといいます」 藤井キャスター 「台風の進路次第では、さらに広い範囲で影響が出る可能性があります。予定の変更も避難のひとつです。今一度、ご自身の予定を見直して、安全第一で行動しましょう」 (8月28日放送『news zero』より)