小学6年生は寝室と勉強部屋を分けてストレス軽減!中学受験を控える我が子の睡眠の質を向上させる子ども部屋の整備
思い切ってテレビなし生活
子ども部屋ではありませんが、テレビという存在を排除するのも質の良い睡眠はいいと思います。 学校がないとどうしても時間にルーズになってしまい、塾から帰宅後、ごはんを食べながらだらだらとテレビを見てしまうこともありますよね。 テレビは子どもの勉強時間と睡眠時間を奪う大きな原因です。 受験期間だけでもテレビなし生活を送ってみてはいかがですか? テレビに大きな布をかぶせて、その存在を消してしまえば、そのうちテレビがないことに慣れてくるはずです。 どうしてもテレビが見たい、小さいきょうだいがテレビを見たがるということであれば、寝る1時間前には必ず見るのをやめさせてください。 夏休みを返上して頑張っている子どもたちを応援するためにも、ブルーライトの影響や、刺激のあるコンテンツなど、睡眠によくない要素が詰まったテレビをせめて受験が終わるタイミングまでやめることを、家族で一度話してみましょう。 著:愛波あや 慶應義塾大学文学部教育学専攻卒業。外資系企業勤務後、拠点をアメリカ・ニューヨークに移し、2014年に米国IPHI公認資格(国際認定資格)を日本人で初めて取得。現在、IPHI日本代表、Sleeping Smart Japan株式会社代表取締役。著書に『ママと赤ちゃんのぐっすり本』(講談社)、『マンガで読む ぐっすり眠る赤ちゃんの寝かせ方』(主婦の友社)がある。2児の母 監修:三池輝久 小児科医、小児神経科医。熊本大学病院長、日本小児神経学会理事長、兵庫県立リハビリテーション中央病院「子どものリハビリテーション睡眠・発達医療センター」センター長などを経て、現在は熊本大学名誉教授、日本眠育推進協議会理事長。著書に『赤ちゃんと体内時間 胎児期から始まる生活習慣病』『子どもの夜ふかし 脳への脅威』(ともに集英社)など
愛波あや