小学6年生は寝室と勉強部屋を分けてストレス軽減!中学受験を控える我が子の睡眠の質を向上させる子ども部屋の整備
子ども部屋の照明は切り替え式に
寝る前に部屋全体の明かりを暗くすると自然と体が睡眠モードになっていくことはお伝えしました。 子どもの睡眠が勉強部屋を兼ねている場合、勉強に向いている「昼白色」の光は睡眠前には明るすぎます。 子ども部屋の照明が睡眠にぴったりの明るさの「電球色」と、勉強用の「昼白色」に切り替えができるものだと便利です。 勉強を終えて、寝る準備をする時には「昼白色」から「電球色」に替えることで、子どもの脳が「そろそろ寝る時間だな」と認識をして、リラックスした状態で入眠できるはずです。
起床は夏の太陽を味方にして
なかなか目覚めない子どもを起こすのもストレスですが、眠たいのに無理やり起こされる子どももストレスを感じています。 特に中学受験をする子どもたちは夏休みの間、1日平均7時間、多い時は10時間程度勉強すると言われています。 また、運動をしている子どもたちも暑い中で長時間活動をして体力の消耗が激しいので、寝ることは彼らにとって至福の時間で、朝寝坊ができる夏休みは最高にうれしいはず。 でも、ここで朝ゆっくり寝てしまうと体内時計のリズムが狂ってしまいます。 なるべく自然に近い形で、ストレスなく起こすためには「夏の太陽光」を利用するといいでしょう。夏は太陽が昇るのが早いため、朝起きる時間の前からかなり明るい状態です。 子どもが寝ている時間は光に妨害されないように遮光カーテンで光をしっかり遮り、起床時間の少し前からカーテンを開けてあげましょう。 自然光を入れることで無理やり目覚ましのアラーム音や親に起こされるのとは違い、自然に目覚め、スッキリ起きられます。 親子で毎朝バトルが起きているようなら、夏休みの期間に自然光を味方にして、上手に朝型にシフトする準備をしてみてはどうでしょうか。 なお、冬になると寒くなり布団から出るのが辛くなるのに加え、太陽が昇るのが遅くなるのでせっかく朝型にしたにもかかわらず、朝起きるのが遅くなる場合もあるでしょう。 そんな時には「光目覚まし」の利用も効果的です。 起床時間の少し前から目覚まし時計に搭載されているライトが徐々に光り始め、起床時間には太陽光と同程度の明るい光を照らしてくれるものです。夏の太陽の光のように自然に目覚めるサポートをしてくれます。