ケーキ監修のシェフ「何度も実験した」 崩れたクリスマスケーキ「いったい何が…」
大手百貨店・高島屋のオンラインストアで販売されたクリスマスケーキの一部が崩れた状態で購入者に届いた問題で、ケーキの監修をしたフランス料理店「レ・サンス」のオーナーシェフ・渡辺健善さんに話を聞きました。 【画像】崩れたクリスマスケーキ 【以下、渡辺さんのコメント】 いったい何が起こっているのかと。 工場に何度も伺って試作を重ね、1年かけて作り上げたケーキが、あんなふうに崩れた写真を見ると、本当に残念。 あのケーキのヒラヒラしたフリルのようなクリームの形状は、もう5年ほど前から同じ形で同じ工場に製造委託して出しているもので、冷凍で配送するのに問題ないか何度も実験した。これまで、問題は起きていなかった。 予約数は高島屋もキャパシティーをオーバーしないよう慎重にコントロールしていた。 クリスマスという一番いい時期に、一番いいものを食べてほしいと一生懸命作ったケーキなので、残念で仕方がない。 一番気の毒なのは、注文してくださったお客様。どなたでもケーキがあのような状態で届いたら、怒って当然です。 (製造委託しているので)何が起きたのかわからないのがもどかしい。高島屋と製造工場には原因究明していただき、お客様にきちんとした対応を取ってもらいたい。