「体が続く限り…」80歳の漁師の熟練の技・伝統の「マテ突き」漁法でとる「赤マテ貝」
体が続く限り…
現在、針尾のマテ突き漁師は村上さんを含め3人だけ。今のところ後継者はいないという。 村上 軍次さん:きついだけでなく、一日中こんな仕事耐えきらんよ。体の続く限りはやろうと思うけれど…貝がおらんごとなって来た 1回20分の漁を10回続け、港に戻る。この日の水揚げは約20キロでいつもの半分ほどだった。港に戻るとすぐに出荷の準備をする。佐世保市のブランドに認定された「針尾赤マテ貝」は、長崎県内の魚市に出荷するほか地元の直売所でも販売している。 焼いて良し、煮てよし、食べ方は色々の「赤マテ貝」。その裏には後継者不足や資源の減少など様々な問題を抱えながらも漁を続けるベテラン漁師の存在があった。 (テレビ長崎)
テレビ長崎