「会社が倒産することになってしまった」 事務所社長から突然の衝撃電話 48歳タレントが明かした“予兆”
バラエティに戻りたい
――大原さんはどうしようと思ったのですか。 私としては、自分で見つけますという気持ちで、ひとまず、フリーという形をとりました。 ――寂しさはなかったですか。 ずっとお世話をしてくれたマネージャーさんとの別れを考えるとかなり寂しかったですが、契約変更の手続きなどで連絡を取っていたので、徐々に気持ちを整理していきました。それよりも後輩タレント達が、どうなるかの方が心配でした。倒産直後には一緒にご飯を食べに行って、話を聞いたり今後の相談にも乗ったりしていました。 ――金銭的に苦しかったことはありましたか。 まだドッググッズブランドが流行る前から、自分でデザインをしてコツコツと頑張っていたので、細く長くではありますが、そちらの方できちんとお金は稼げています。 ――仕事が全くなくなったというわけではないのでしょうか。 はい、ワンちゃんや猫ちゃん関連の仕事をがっつりとやっています。商品のデザインをしたり、海外に買い付けに行ったり、工場とのやり取りや、請求書作成も、全部1人でやっているので、寂しさというよりも日々の仕事に追われながら充実した生活を送っています。 ――やっぱり、少しお金があるのは、心の支えになりますか。 そうですね。途中資金繰りが苦しい時もありましたが、メンタル的に辛かったという感じはありませんでした。 ――できることなら、芸能の仕事もしたい感じでしょうか。 やっぱり、大好きなバラエティに戻って思いっきりハッスルしたいという気持ちが強いです。 第2回では、事務所の倒産直後に大原が取った“驚きの行動”について語る。
■大原がおり 1976年、東京都八王子市出身。1997年、3代目ミニスカポリスに就任。CM、バラエティ番組などで活躍する。2005年、ドッググッズブランド「Otty(オッティ)」を設立。 デイリー新潮編集部
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