空気カラカラ 湿度30パーセント台が続出 3連休も広く秋晴れで乾燥 火の元に注意
11日金曜は、午前中から空気が乾き、すでに所々で湿度が30%台まで下がっています。12日土曜からの3連休も、秋晴れの所が多く、行楽日和や洗濯日和になりそうです。ただ、空気の乾燥した状態が続くので、火の取り扱いに注意が必要です。
11日金曜 秋晴れで空気乾燥
11日金曜は、中国大陸に中心をもつ高気圧が、本州付近に張り出してきています。気象衛星ひまわりの画像を見ても、広く晴れのエリアとなっています。 また、秋のカラッとした空気が流れ込んでいるため、午前中から空気がカラカラに乾いています。 11時までの最小湿度は、長崎市・北海道の日高門別で36%、広島県の呉で37%、兵庫県の福崎・山口県の玖珂・広島市で38%など、30%台まで下がっている所が続出しています。また、長崎県の佐世保や雲仙岳では40%、山口県の萩は49%と、いずれも今季最も空気が乾いています。 東京都心では最小湿度51%を観測、湿度が60%を下回ったのは2日水曜以来、9日ぶりです。
3連休にかけても 空気が乾燥 火の取り扱いなど注意
この秋晴れは、12日土曜からの3連休も、広い範囲で続くでしょう。 日差しがたっぷりで空気が乾くので、洗濯物が良く乾く見込みです。スポーツなど、行楽にもピッタリでしょう。 ただ、晴天が続くことで、空気が一段と乾燥しそうです。スポーツの際は、こまめな水分補給を心がけてください。さらに、屋外でバーベキューを楽しむなど、火の取り扱いには、十分お気をつけください。
日本気象協会 本社 日直主任