一票の格差は憲法違反 有権者らが札幌高裁に提訴 札幌市
STVニュース北海道
おととい行われた衆議院選挙で、一票の価値に格差があるのは憲法違反だとして、道内の有権者らが選挙の無効を求めて札幌高裁に提訴しました。 札幌高裁に訴えを起こしたのは、道内の有権者や札幌の弁護士らのグループです。 おとといの衆院選で選挙区によって「一票の格差」があるのは憲法に違反するとして選挙の無効を求めています。 道内で有権者の多い北海道2区と3区は、全国で一番少ない鳥取1区と比べて、一票の価値が0.49票分になるなど格差が生じたとしています。 (原告側・林朋寛弁護士)「(区割りの変更など)小手先の改正では選挙の投票価値の不平等は是正されないことを正面から認めてもらいたい」 同様の訴えは、全国14か所の高裁と支部で一斉に起こされています。