「ジュリア vs Sareee」決戦直前も正式決定しない緊急事態…ロッシー小川代表「メディカル検査の結果によって出場を発表」…7・13両国国技館
女子プロレス新団体「マリーゴールド」は1日、都内で記者会見を行い13日に両国国技館で開催する「MARIGOLD SUMMER DESTINY 2024」の全カードを発表した。 5月20日に後楽園ホールで旗揚げしたマリーゴールド。わずか2か月での両国でのビッグマッチのメインイベントは、ジュリアとSareeeの一騎打ち。ただ、ジュリアは旗揚げ戦で右手首を骨折し手術。現在、欠場している。そのため会見でロッシー小川代表は「今週中、遅くても来週頭にはメディカル検査の結果が出ると思いますので、その進行によって出場するかを発表させていただきます」と両者の対戦が正式に決定していないことを発表した。 会見でジュリアは「旗揚げ戦から1か月が過ぎて、見ての通りギプスもとっくにとれて装具もとれました。自分の中では、今すぐにでも今ここでも全然、戦えるよっていうくらい、かなり治ったんじゃないかと思ってる」と明かした。そして支えてくれた周囲の人たちの支えを明かし「もしかしたら両国間に合うぞと今、自分は思っています。ただ最後の検査があってクリアすることができたら、ここで『復帰します』って言えたらよかったのですがファンのみなさん、本当にすみません。でも気持ちは両国で試合をする気満々です」と前を見据えた。 さらに団体最高峰「マリーゴールド・ワールド王座」のベルトを持ち出し「このベルトだけ誰一人としてほしいっていった人いないよね?所属で。どうなってんだ、と。私ケガしているから誰か言い出すんだろう?とかとぐっと気持ちをこらえて見てましたけど、このベルトに触れたのSareeeだけだよ?オイ、所属どうなってんだよ!っていう気持ちがちょっとあります。でもSareeeがこのベルトかけたら面白いと言ってた。私もそう思う。私とSareeeが戦うんだったら、このベルトかけるしかねえよなって思ってます。いいですよね?小川さん?」と小川代表へ詰め寄ると、「そうですね。この2人ならベルトにふさわしいと思うので、正式決定した時に」と受け入れた。 会見にSareeeは欠席したがジュリアは、旗揚げから参戦した敵に感謝し「お前とはベルトなんかいらない。プライドをかけて戦いたい相手、そうと言った。けど、この両国で私が復帰してアンタとプライド、そしてベルトをかけて戦ったら、もっともっと最高の日になるんじゃないかなと思ってる。そのためにも私は、絶対この日、リングに立たなきゃいけない。どうなるか…わからないけど、私はもう祈るしかできないけど…あとは神様の判断にゆだねます」と悲壮な思いを明かし「でもギリギリまで諦めないし、知ってますか?ケガって祈ったら本当に治るらしいんで、あとはみなさん一緒に神様に祈ってください。私は絶対両国で戦う。このベルトを巻いてマリーゴールドを背負う戦いをみんなに見せてやる。私の気持ちは必ずリングに立つ、それだけです」と誓った。 会見後、小川代表はジュリアの状態について「昔だったらできないこともないと思うんですけど、この時代だから慎重にした方がいいかな、と。MRIとかレントゲンとか撮って最終的に判断しないといけない」と明かした。決戦12日前にメインカードが宙に浮く非常事態。ジュリアが欠場した場合は「いろいろ考えてますよ。そうなったらそうなった時に…今、言う問題じゃないんで」と話していた。 ◆7・13両国全対戦カード ▼第0試合 10分1本勝負 南小桃 vs レア ▼第1試合 タッグマッチ10分1本勝負 天麗皇希、後藤智香 vs ビクトリア弓月、X ▼第2試合 タッグマッチ15分1本勝負 CHIAKI、野崎渚 vs マイラ・グレース、ゼイダ・スティール ▼第3試合 初代スーパーフライ選手権王座決定戦30分1本勝負 翔月なつみ vs 松井珠紗 ▼第4試合 マリーゴールド vs LLPW―X20分1本勝負 高橋奈七永、桜井麻衣、石川奈青 vs 神取忍、井上貴子、NORI ▼第5試合 初代ユナイテッドナショナル選手権王座決定戦決勝進出マッチ30分1本勝負 MIRAI vs 青野未来 ▼第6試合 初代ユナイテッドナショナル選手権王座決定戦30分1本勝負 ボジラ vs 第5試合の勝者 ▼第7試合 Queen of Queen~誰を信じるかは自分で決めろ!~30分1本勝負 林下詩美 vs イヨ・スカイ ▼第8試合 The DESTINY30分1本勝負 ジュリア vs Sareee
報知新聞社