【ユーロ】鼻骨骨折で手術のエムバペ、回復に通常10日で数試合欠場の可能性 1次Lは温存か
フランス代表FWエムバペ(25)が鼻骨骨折で手術を受ける予定だとスペイン紙アス電子版が18日に報じた。 【写真】ピッチ上で治療を受けるエムバペ エムバペは欧州選手権・1次リーグ第1節オーストリア戦で先発出場した。前半38分に右サイドを突破した後に入れたクロスでオウンゴールを誘発。チームはこの1点を守り切って1-0で勝利した。 しかしエムバペはこの試合の終盤、ハイボールを競った際にオーストリアDFダンソと衝突して鼻を強打。出血が止まらずに交代を余儀なくされた。 アス紙によると、エムバペは鼻骨骨折で、オーストリア戦直後に検査のため病院に行ったとのこと。そして18日にデュッセルドルフで手術を受ける予定だと伝えている。 この手のけがの場合、回復に通常10日ほどかかるため、エムバペは現時点でフェイスガードをつけてプレーを続けるかどうか不透明な状態にあり、今後数試合の出場が危ぶまれているとのことだ。 状況によっては1次リーグの残り2試合(オランダ、ポーランド)の欠場を余儀なくされ、さらに決勝トーナメント1回戦にも間に合わない可能性があると同紙は伝えている。(高橋智行通信員)