【箱根駅伝】往路2位の駒澤大・藤田監督「後半区間必ず前を捉えて総合優勝を」 復路での巻き返し誓う
◇第100回東京箱根間往復大学駅伝競走(2024年1月2日往路・3日復路) 史上初の2年連続の学生駅伝三冠を狙い、優勝候補の筆頭としてあげられていた駒澤大。しかし、往路新記録を樹立しながらも首位・青山学院大に2分38秒の差をつけられる2位となりました。 【画像】3区でデッドヒートを繰り広げる駒澤大学の佐藤圭汰選手と青山学院大学の太田蒼生選手 往路を振り返って藤田敦史駅伝監督は、「我々としてもある程度想定していた走りをできていたとは思うんですけど」と一言。続けて「唯一、山川(拓馬選手)のところ、4区が想定よりも走れなかったというところで青山学院大学さんと差がついてしまったと思う」と4区で4秒差から1分26秒差に広がったことを悔やみました。 それでも、2年ぶりの5区を走った4年生の金子伊吹選手は、区間3位と意地の走り。「幸い5区の金子が想定くらいのタイムで走ってくれたので復路でも戦う姿勢を見せることができたと思います」と語りました。 復路のポイントについては、「6区でどれだけ前を詰められるかということにはなって来る」とし、「後半区間上級生を配置して、自信もった配置をしようと思います」と後半区間の配置について語りました。 2年連続の学生駅伝三冠へ、先頭の青山学院大との差は2分38秒。「後半区間必ず前を捉えて総合優勝を狙っていきたいと思います」と意気込みました。 ▽駒澤大 往路の選手成績 1区(21.3km) 篠原倖太朗 1時間01分02秒 区間1位 2区(23.1km) 鈴木芽吹 1時間06分20秒 区間2位 3区(21.4km) 佐藤圭汰 1時間00分13秒 区間2位 4区(20.9km) 山川拓馬 1時間02分32秒 区間6位 5区(20.8km) 金子伊吹 1時間10分44秒 区間3位