意外と知らない「Google検索」と「ヤフー検索」いったい何が違うのか?
一方、Googleは2000年に日本語による検索サービスを開始しました。Googleは創業者のラリー・ペイジとセルゲイ・ブリンによる研究プロジェクトとして生まれ、その最大の特徴は「PageRank(ページランク)」と呼ばれるアルゴリズムにあります。このアルゴリズムは、ウェブページの重要性をリンク構造から判断し、より関連性の高い検索結果を提供することを可能にしました。 ディレクトリ型検索が人力でウェブサイトを分類・リスト化していたのに対し、Googleはシンプルなインターフェースで高速かつ高品質な検索結果を出力することに成功しました。2000年の日本語版の検索サービス提供開始後、急速に国内でのシェアを拡大しました。
ヤフー検索にGoogle検索が採用されたのはいつ?
Yahoo! JAPANは2001年から2004年にかけて検索エンジンにGoogleを採用しました。それ以前は、1998年から2001年にかけてgooが採用されていました。2004年以降は独自開発した検索エンジンを採用し、その流れは2010年まで続きました。 2010年にヤフーは再度、Googleを検索エンジンに採用。以後は今日に至るまで、Googleが採用され続けています。
2024年現在、Google検索とヤフー検索の検索結果は同じか? 違うか?
2024年現在、Google検索とヤフー検索にはアルゴリズムの観点からの違いはありません。ヤフーに採用されているのはGoogle検索だからです。ただし、検索結果画面の表示項目には違いがあります。ヤフーの検索結果にはヤフーの様々なWebサービスが表示されるなどの工夫が施されています。 ■検索結果に表示される項目の違い
Googleは「検索結果」「画像」「動画」「ニュース」「ショッピング」などのタブを上部に配置しています。これらのタブの表示順は検索キーワードによって変わります。例えば「お店の名前」で検索したときは、マップが優先的に表示されることが多いです。検索結果の最上部にGoogleマップが大きく表示されることもあります。