侍ジャパンのプレミア12OPラウンドMVPは…里崎氏「一番評価上げた」糸井氏「結果を残し続けてる」
Prime Videoが独自調査
野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」で連日熱戦が繰り広げられている中、Prime Videoの生配信に出演した里崎智也氏と糸井嘉男氏がオープニングラウンドを勝ち抜いた日本代表「侍ジャパン」の戦いを振り返った。さらにPrime Videoは配信に関する調査を実施。視聴理由で最も多かったのは「解説・実況が面白いから」、ここまでの日本戦で最も印象に残っているシーンは「キューバ戦 9 回表藤平投手のセーブ」となった。 【動画】「安打不可能」「狂気だ」 米投球分析家が160km超ストレートより驚いた日本代表投手の一球がスゴイ オープニングラウンドはグループBを首位で突破した日本。21日にはスーパーラウンドで米国を下した。そんな中、オープニングラウンドを里崎氏と糸井氏が振り返った。里崎氏はロッテで2度の日本一に輝き、日本代表では2006年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の優勝にも貢献。糸井氏は「超人」の愛称で親しまれ、6年連続打率3割、20盗塁、ゴールデングラブ賞などの成績を残し、2013年WBCでも活躍した。 2人は今大会の配信で解説、リポーターとして出演。グループリーグ最終戦(日本対ドミニカ共和国)の試合後にコメントした。 ――ここまでの「侍ジャパン」の戦いを評価するといかがでしょうか? 点数をつけるとしたら100点満点で何点でしょうか? 里崎氏「点数を付けるなら60点です。勝つのは当たり前という中、チームはプレッシャーもあって、あり得ないようなミスも多かった。実力はあるから勝っているけど、スーパーラウンドへ進出したら、一度のミスで負けてしまいます。井端監督も言っていましたが、しっかり修正していかなきゃいけない」 糸井氏「里崎さんの意見を聞いてそうだなと思うところもありますが、僕は100点。井端監督の招集したメンバーに辞退があったりしてやりくりするのも大変だと思いますが、日本の底力を見せたんじゃないかと思います。予選リーグ1位で通過するのはみんなが思っている通り当たり前だけど、プレッシャーをはねのけて、結果を出せたのは、素晴らしかったと思います。ここからは激闘になってくると思いますし、見ごたえのある試合がたくさん待っていると思います」 ――オープニングラウンドの「侍ジャパン」のMVPをそれぞれ挙げてください。 里崎氏「ピッチャーの中で、このラウンドで一番評価を上げたのは藤平選手。対外試合からしっかりやってきて、結果を残して、どんどん自分の持ち場っていうのが上がっていったと思います。そういうところではこのラウンドで一番成長しているのは藤平投手だと思います。(オーストラリア戦は7回、韓国戦は8回、キューバ戦は9回に登板し)大勢投手とともに終盤の安心感をもたらしたと思います」 糸井氏「バッターなら森下選手ですね。今日(ドミニカ共和国戦)も3安打でしたし。こうやって4番に抜擢されて結果を残し続けているところが素晴らしいです。森下選手本人も自信がついてきていると思います」 ――スーパーラウンドでの「侍ジャパン」の戦いで重要になると思われることは何ですか? 里崎氏「ミスとフォアボールじゃないですか。(相手の)ミスとフォアボールで勝っている試合もありますし、その一方で、日本もミスとフォアボールで失点しているわけですから。スーパーラウンドに向けては一つのミスが命取りになるので、そういうミスをしないことが重要だと思います」 糸井氏「これまで以上に厳しい戦いになることが予想されますが、相手に先制される試合展開や、負けている状況でどういう戦いするのかっていうのは注目かなと思います。日本ペースじゃない展開になったときにどういう戦い方をするのか。選手は焦らずに逆転を信じてプレーすると思いますが、そういった場面での戦い方にも注目していきたいと思います」 ――今後の試合で特に活躍を期待している選手を教えてください。 里崎氏「チーム全体でこのオープニングラウンドの反省点を修正できるかどうかが勝負じゃないかと思います。また、キャッチャーの坂倉選手や佐藤選手がしっかりコミュニケーションをとって、配球パターンの広がりを見出せるかも注目です」 糸井氏「やっぱり4番森下選手に期待したいです。あとは中継ぎのピッチャーも重要だと思います」 ――里崎さんはこのあとのPrime Videoでの『第3回 WBSC プレミア 12』の「侍ジャパン」の全試合にご出演いただきますが、意気込みをお願いします! 里崎氏「Prime Videoの中継の面白さは、見ていただければきっとわかると思いますので、ぜひご期待ください!」