【注目2歳馬】新馬戦としては破格の1:51.2を記録 サンダースノー産駒ナルカミが大差勝ち
2着に3馬身差をつける快勝
10日(日)の京都9Rには、芝2000mの黄菊賞(1勝クラス)が行われた。2021年には後のGⅠ馬であるジャスティンパレスが制している。今後に向けても注目の一戦は、1番人気に推されたリオンディーズ産駒のミュージアムマイルが勝利した。 1頭が競走除外となって8頭立てとなったレースは、人気の一角ヤマニンブークリエが逃げる展開となり、1000m通過は1:01.7のスローペースとなる。2番枠からスタートしたミュージアムマイルは6番手の外目から運んだ。 4角では抜群の手応えで3番手の外まで進出を開始し、直線ではC.デムーロ騎手の檄(げき)に応えてあっさりとヤマニンブークリエを振り切ると、3馬身差をつけた。比較的時計の出やすい馬場状態であったとはいえ、2:00.0という好タイムをマーク。今後、さらに上の舞台でも十分戦っていけそうな印象もあり、特に勝負所での機動力は強みになっていくはずだ。 ライタープロフィール 三木俊幸 編集者として競馬に携わった後、フリーランスとなる。現在はカメラマンとしてJRAや地方競馬など国内外の競馬場を飛び回りつつ、ライターとしても執筆している。
三木俊幸