人気サウナの身も心も整う組み合わせとは 目の前は輝く川面、小屋はヒノキとスギ、“サ飯”の食材も地元産にこだわり
キラキラと輝く川面を眺めながら、美作材のサウナで整い、地元食材をふんだんに使った“サ飯”(サウナ飯)を食らう。岡山県美作市巨勢の吉野川沿いにあるカフェ&サウナ「コバトイサ」は体が喜ぶ組み合わせが好評で、岡山県内外のサウナ愛好家らが足しげく通っている。 【写真】水風呂、外気浴で整うことができる 手がけるのは住宅建築販売の小林工業(同所)。製造販売するサウナ小屋の魅力をアピールし、住民らの憩いの場にもしようと、造り酒屋の直売所だった空き店舗を改装して今春にオープンした。 サウナ小屋は美作市産のヒノキ、スギを使っており、まきストーブで暖めて水蒸気を発生させるロウリュをセルフで行えるフィンランド式。ウイスキーだるを地下水で満たした水風呂、川に向かって椅子を並べた外気浴スペースも備える。 サウナ後の30分は食事を一層おいしく感じられるという「味覚ゴールデンチャンス」。近くの奈義町名産・なぎビーフの牛すじと焼き野菜たっぷりのカレー(1500円)、同市海田地区特産の茶を練り込んだフォカッチャのさばサンド(800円)などのサ飯をそろえる。 店名はフィンランド語で「心地よい」を意味する「コトイサ」に社名をかけ合わせた。マネジャーの小林新拓さん(35)は「岡山県にはなかなかない組み合わせの店。汗をかき、食事も楽しんで身も心も整えてほしい」と話す。 営業はカフェが午前11時~午後5時、サウナが午前10時~午後9時。サウナは2時間の料金が平日2500円、土日祝日3千円、定員が男性用8人、女性用4人で予約が必要になる。水曜定休。問い合わせはコバトイサ(090―7181―4107)。 (まいどなニュース/山陽新聞)
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