規模拡大し「国際映画祭」 老若男女向け24作品上映 観客投票で大賞決める/兵庫・丹波地域
地元の「キャンペーンガール」 運営やPRに協力
今年の同映画祭は、丹波市の有志の女性たちが「地元を盛り上げたい」と、「キャンペーンガール」として会場の運営やPRなどにボランティアで関わる。 山内佳子さん(65)、竹安今日子さん(68)、池上かおりさん(61)の3人でつくる「ヱビスシネマシスターズ」は、観客や来賓の案内、フェイスブックに同映画祭を知らせるコミカルな動画を投稿するなど、PRに注力する。 いずれも成松に住み、同映画館開館時からの常連という佐野玲子さん(82)、広瀬公子さん(86)、太田紗斗子さん(85)、芦田まり子さん(86)は「ヱビスシネマガールズ」を結成。観客におすすめの観光名所や土産物などを紹介するガイド役を担う。 山内さんは「遠くまで行かずに世界中の映画が観られる。丹波でこんなにすごいことが行われているんだと、多くの人に知ってほしい」と力を込める。芦田さんは「静かなまちに映画館ができたのがうれしい。応援できれば」とほほ笑む。