「日本最大の弱点はGKだ」ベトナム戦に快勝した森保ジャパンの“アキレス腱”を韓国メディアが指摘!「番狂わせの犠牲者になりかねない」【アジア杯】
「日本はアジアカップ出場国で圧倒的な戦力を誇るが…」
注目のファーストゲームはド派手な展開となった。 現地1月14日、日本代表はアジアカップ2023の初戦を戦い、ベトナム代表に4-2で勝利。開始11分に南野拓実が先制点を挙げるも、16分、33分とセットプレーから失点を重ねてまさかの逆転を許してしまう。それでも前半終了間際に南野と中村敬斗が連続ゴールを決めてすぐさまスコアをひっくり返した。後半はベトナムに反撃の糸口を掴ませず、85分には途中出場の久保建英のパスを受けた上田綺世がダメ押しの4点目を叩き込んだ。 【PHOTO】日本代表のベトナム戦出場16選手&監督の採点・寸評。4発勝利も6人に5点台の厳しい評価。MOMは2G1Aの8番 終わってみれば4発快勝を収めた森保ジャパン。だが、韓国メディア『Xスポーツ』は「日本は無敵だろうか? 露呈したアキレス腱をどうする?」と題して疑問を呈した。クローズアップしたのは、33分のシーンだ。ベトナムのFKからヘディングシュートを撃たれ、GK鈴木彩艶が弾いたところを押し込まれた痛恨の失点。同メディアは次のように指摘する。 「結果はともかく、優勝候補に推される日本にしてみれば、不安の残るゲームだった。看過できない弱点を露呈したからだ。ベトナム戦で確認された日本の最大の弱点はGK。正確に言えば、“GKの経験不足”である。今大会に臨む日本のGK陣は、鈴木、前川黛也、野澤大志ブランドンの3人。いずれもAマッチの経験が乏しく、もっとも出場数が多い鈴木でさえ4試合だ。今大会でファーストチョイスになるだろうその鈴木が、ベトナム戦では不安材料となった。1失点目はポジショニングミスで、2失点目はボールの処理が適切ではなかった。どちらも経験不足によるミスだ」 そのうえで同メディアは「優勝候補である日本にとってGKはアキレス腱かもしれない」と論じ、「日本はアジアカップ出場国の中で圧倒的な戦力を誇るが、ベトナム戦のようにGKがセットプレーで弱点を露呈するようなことが続けば、カタール・ワールドカップで番狂わせを起こした日本が、今度はその犠牲者になる可能性がある」と続けた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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