レアル・マドリードから金星!! リール指揮官「色んな人々と大きな感情を共有できる。だからこの仕事に熱中するんだ」
リールを率いるブルーノ・ジェネジオ監督が、2日のレアル・マドリード戦を振り返った。同日、公式サイト『UEFA.com』が伝えている。 【番狂わせ】レアル・マドリードから金星を挙げたリール 歴史的な一夜だ。チャンピオンズリーグ初戦を落としたリールは2日、第2節でレアル・マドリードと対戦。本拠地『スタッド・ピエール・モーロワ』に欧州の王を迎えた中、“猛犬”の愛称に象徴されるように立ち上がりから勇敢に喰らいつくと、前半アディショナルタイムにFWジョナサン・デイヴィッドがPKから先制点を挙げる。1点リードした後半は、MFジュード・ベリンガムやFWキリアン・エンバペ、FWヴィニシウス・ジュニオールらが揃った世界最強の攻撃陣を、身を挺したGKリュカ・シュヴァリエを中心にシャットアウト。1-0の金星。番狂わせを起こした。 試合後、勇戦を演じたジェネジオ監督は「私たちがこの仕事に熱中する理由はこれだよ。サポーター、仲間、家族、クラブでともに働く人々…そんな彼らと信じられないほど大きな感情を共有することができるんだ。これこそが、フットボールをとても美しいものにたらしめている。この瞬間は、我々の心に残り続けていく」と快哉。さらに「私にとって最も素晴らしかった瞬間は、ゴールが決まったときに見たもの。選手とサポーターが喜びを分かち合えた瞬間、ドレッシングルームで全員で喜びを分かち合えた瞬間も、決して忘れることはないだろう」と立場を超えて、同じ感情や瞬間を共有できたことに思いを巡らせた。 また、レアル・マドリード対策に余念がなかったと強調した同指揮官は「満足している。スタッフと選手たちが、どれほど試合に備えた準備をしてきたかを知っているし、何よりも彼らがその準備をしっかりと実行してくれたのだからね。選手もスタッフも、全員が素晴らしいパフォーマンスを見せた。クラブ、サポーター、そして関係者全員にとって素晴らしいご褒美だ」と勝利を噛み締めている。 レアル・マドリードから、今シーズンのチャンピオンズリーグ初勝利を挙げたリール。この勢いのままに2連勝を目指して、代表ウィーク明けの24日に行われる第3節で、アトレティコ・マドリードと対戦する。
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