「2023年で時が止まるかも」旧ジャニーズ事務所解体でファンたちの叫び。紅白出場なし、カウコンなしの年末年始…そして、彼らが本当に恐怖していること
改名をいち早く発表したWEST.ファンは……
社名の変更にともなって、ジャニーズWESTというグループ名をいち早く変えたのがWEST.だ。2014年にデビューした7人組グループを高校生のころから応援しているというBさん(20代)は、改名の発表があったときの心境を次のように語った。 「“ジャニーズWEST”というグループ名は生活の一部だったので、改名はさみしいし、悲しかったです。でも、こういう状況になってしまったからには変えざるをえない。ウソか本当かはわからないけど、デビュー前にメンバーがジャニーさんに『グループ名に“ジャニーズ”をつけてほしい』と頼み込んだっていう話もあるんです。 “WEST”だけだと、どこの誰だかわからなくて、お笑い芸人だと思われるかもしれないからって。 だから、デビュー10周年を目前に控えた今、望んだ形ではないですけど、“ジャニーズ”の部分がとれても『誰やねん?』っていう知名度からは卒業できたのかなってポジティブに捉えています。 それに、メンバーは何も変わっていなくて、ただグループ名が変わっただけなので。7人がどんなグループ名でどこで何をしていても、好きな気持ちは変わらないです」 どちらのコメントからも、推しのタレントをまっすぐに想う気持ちが痛々しいほどに伝わってくる。ところが、そんなファンに追い打ちをかけるように、ファンクラブ公式サイトが大晦日恒例のカウントダウンコンサート(通称・カウコン)の開催を見送ると発表。 カウントダウンコンサートとは、所属タレントが毎年12月31日に東京ドームに一堂に会して行う年越しイベントであり、その模様はテレビ中継を通して全国のお茶の間にも届けられていた。
「2023年で時が止まってしまうかもしれないです」
発表直後、SNS上は「悲しすぎてすでに予約していた東京ドーム付近のホテルをキャンセルできない」や、今年の「NHK紅白歌合戦」に所属タレントが出場しないことからの「もう大晦日に何を見ればいいかわからない」という悲鳴であふれかえった。 前出のBさんも「物心つくころからカウコンで年越ししていたので、やっぱりさみしいです。あんなにいっぱいのグループがひとつの空間にいることってないじゃないですか。今年は年越しできずに2023年で時が止まってしまうかもしれないです……」と肩を落とす。 しかし、一緒に年を越したい気持ちはタレントも同じだと言わんばかりに、12月12日時点でSnow Man、King & Prince、なにわ男子、Kis-My-Ft2が大晦日に生配信を行うことを発表。Aさんも「生配信が決まったのはうれしいです!」と声を弾ませる。 「カウコンと生配信、どちらがいいかは比べられませんが、Snow Manは本人たちがスタッフさんにかけあって生配信を実施するに至ったという噂があります。カウコンがないなら配信をしようと考えてくれたメンバーの気持ちがありがたいですし、そのようなグループを応援していることに幸せを感じます!」(Aさん)